ラリエの物語
ラリエの哲学
シャンパーニュの歴史的なグラン・クリュであるアイに根を張るラリエの物語は、一族の哲学にその端を発します。今を生きるクラフトマンシップ、自然への敬意、そして人間の精神に対する揺るぎない信頼がこの類まれなシャンパーニュの核をなしているのです。

ドメーヌ:ラリエのシャンパーニュが生まれる場所
ラリエの拠点はシャンパーニュの象徴的なグラン・クリュに2か所。1つ目はアイ。ここには熟成を行うセラーが。2つ目はコート・デ・ブランにあるオジェ。こちらには近代的な醸造設備を備えたメゾンが。 それぞれの施設が互いに補完し、年月を重ねた古の技術と、最新のワイン造りを融合させています。
私たちのブドウ畑
ラリエの人々
私たちは常に、テロワールの偉大な個性はラリエの人々のユニークな視点を通じてこそ最大限に引き出されると信じています。名声の高いセラー・マスター兼ジェネラル・マネージャーであるドミニク・ドゥマルヴィルの下、ラリエのチームはその熱意、この上ない知識、そして幾世代に渡り受け継がれてきたクラフトマンシップをすべてのボトルに注ぎこむとともに、時間をかけて環境に配慮する伝統を積み重ねてきました。

セラー・マスター
ドミニク・ドゥマルヴィル
ドミニクはシャンパーニュで最も尊敬を集める醸造家の一人。複数のシャンパーニュ・ハウスのセラーで合計23年もの間、責任ある立場で経験を積み、31歳の若さで大手メゾンの最年少シェフ・ド・カーヴに任命された経験も。彼のブレンドに対する正確で現代的なビジョンは、正統派で親しみやすいながらも洗練されたラリエのスタイルに完璧に寄り添います。
その目標はワインの複雑で豊かな性質にスポットライトを当て、世界クラスのキュヴェを造ること、そしてラリエをより環境に配慮したグローバルなアプローチへ導くこと。
2021年1月、セラー・マスター兼ジェネラル・マネージャーに着任。




「ラリエには類まれなるワイン造りの伝統があり、豊かなリザーヴ・ワインも備えています。ラリエがピノ・ノワールに注ぐ絶え間ない愛情が、素晴らしいシャンパーニュを生みだすことにつながります。私は今、ラリエのチームと共に、先駆者の足跡をたどり、1世紀以上にわたる長い専門性の伝統とラリエの象徴でもあるキュヴェの卓越性を受け継いでいくことに心が躍る思いです。」— セラー・マスター、
ドミニク・ドゥマルヴィル
ブドウ畑・ワイン部門ディレクター
シリル・ディニズ
シリルはアヴィーズのリセ・ヴィティコール・ド・ラ・シャンパーニュ、ダヴァイエのリセ・ヴィティコール・ド・マコン、アルデンヌのランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学など、フランスの最も権威あるワイン教育機関で醸造学と商業開発を学んだワイン業界のベテランで、ナショナル・ディプロマ・オブ・エノロジスト(DNO)とバリデーション・オブ・プロフェッショナル・アクイジション(VAE)も取得。自身のプロとしてのキャリアの全てにおいて著名なシャンパーニュ・メゾンで長く活躍してきた彼は、伝統的および革新的なプロセスどちらの側面からもワイン生産に関わる技術の粋を習得してきました。栽培から販売に至るまで、彼はラリエが生み出すすべてのボトルに、その多様な視点に基づいた独自のスキルを注ぎ込んでいます。




品質・安全衛生・環境マネージャー
カミーユ・ド・ビリー
カミーユはボルドーで育ち、トゥールーズ国立高等農業学校で農業技術を修めたのち、2021年にナショナル・ディプロマ・オブ・エノロジスト(DNO)を取得した、将来を嘱望される若きエノロジスト。 サステイナブルなエノツーリズムに情熱を燃やし、フランスの複数の高級ワイン産地で研究開発、栽培、醸造、テイスティング、マーケティング&セールスなど、ワイン生産のあらゆる分野で経験を積み、ラリエには2021年9月に入社。




栽培責任者
マシュー・ピングレット
ブドウ栽培者の家庭に育ったマシューのワイン業界での経験は20年以上。将来のヴィンテージまで見据えたブドウの育成とサステイナブルなワイン造りに情熱を燃やすマシューは、その土壌と耕作に関する高い専門性をラリエのチームに提供する傍ら、シャンパーニュにおける生物多様性の保護と促進にも力を注いでいます。 ラリエには2022年1月に入社。




ラリエのシャンパーニュ造り
セラー・マスター ドミニク・ドゥマルヴィルとラリエのチームは伝統的なシャンパーニュ造りの芸術的手法に心躍る最新技術を導入し、ヴィンテージごとに異なるニュアンスをより明確に引き出すことで、ラリエの代表的なスタイルをブドウからグラスに至るまでしっかりと守っています。